雪の中での過ごし方

だいぶ日が経ってしまったが、先の雪山キャンプの続きを。

現地に車で到着して、ベースキャンプを張る場所まではそりを引いてひたすら歩いた。新雪を上を長靴だけで歩いていくのは本当に大変なんだと実感。


地面の肌が見えている箇所は、ソリを持ち上げる必要があるので、出来るだけ雪のある道を進んで行く。こういう体力的にきついときには、「後ろ歩きにしたら、リュックサックが重りになって、自分を自動的に引っ張ってくれるシステムを考えた!!」なんて冗談を言いながら、周りとキャッキャッと楽しむに限る。

ベースキャンプ地まで20分ほどかを歩いて(夏なら10分程度の場所)到着。日が暮れるまでにテントを立てたり、炊事場を整えたりするために、休まずに作業が続く。

仕事の後のビールは上手いとは良く言ったもので(今回のキャンプはノーアルコール)、雪仕事の後の鍋は格別だった。雪仕事は体をよく動かすので、全く寒くなく快適なほど。

ちなみに、テントを立てたりスノーダイニングを作ったりの作業中は、

・ミズノ ブレスサーモ ミドル
・コーナンのレインジャケットの上
・スノボのズボン
・メリノウールのパッチ
・厚手の靴下
・長靴

で全く寒くなかった。気温は0℃あたりだったが、全く寒くなかった。全く。


ひたすら、雪のブロックを作りスノーダイニングを作っていく作業。結局夜に雨が降ってしまい、この場所でご飯を食べるという念願はかなわず、作って壊すというだけのものとなってしまった。

ただ、作った達成感は何とも言えず、使わなくてもただ壊すことだけになってしまっても、全然構わなかった。これも、新しいことを覚えた満足感と充足感があるからか。


次は雪山を7時間ほどかけて登った記録を残して終わろうと思う。

コメント